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Scent of a Woman ―映画で覚える単語―

大学生の生徒さんとのレッスン。大学の海外研修を目前に英語を学習中だが、就職活動とも重なり大忙しの様子である。

大学生の方に概ね共通するのは、やはり圧倒的に語彙力が足りないということである。TOEICはもともとビジネス向けなので、内容も英語はわからなくても仕事をした経験があれば察することができるような問題も多い。語彙も、ビジネス的なものが自然と多くなってくる。なのでまだ大学生というだけでかなり不利な面も多く、気の毒に思ってしまうこともあるのだが、就職活動に必要なのだから頑張ってもらうより他無い。

さて今日は、問題を解いていたところ、scentという単語に出会った。意味は、いい意味での香り、いいにおい、といったところだ。(smellとなると良くないにおいになってしまう。)

単語を覚える際は、scent = におい と単純に日本語に置き換えて覚えると失敗するので、注意が必要である。scentをいい香り、と覚えるためには、何か経験やイメージと結びつけて覚えるのが一番である。

こちらの生徒さん、映画や海外ドラマが大好きと聞いていたので、私はすかさず、「ほら、"Scent of a Woman"っていう映画があったでしょ?」と思わず口走ってしまった。Scentを覚えるには最適な映画と自信満々に言ったのだが。。。怪訝な顔の彼女を見て失敗に気がついた。そう、彼女と私には年の差がありすぎたのだ。確か私が高校生くらいのときの映画だから、今大学生の彼女が知る由もない。。。「あ、古すぎたよね、知らないよね。。。」と取り繕う私に、「後で見てみます!」と言ってくれた彼女の優しさが痛かった(笑)。

でもこのScent of a Woman (邦題:セント・オブ・ウーマン 夢の香り)は私が大好きな映画の1つである。この作品でアカデミー賞主演男優賞をとったアル・パチーノがとても素敵だし、なんと言っても最後の大演説には本当に心を動かされる。そして私はscentという単語を見ると、アル・パチーノが美しい女性とダンスをするシーンを思い出す。。。話しを戻すと、単語を覚えるのはイメージに限ります。

Scent of a Woman、おすすめ作品です。

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