ソチ五輪 上村選手に感謝

テロ等も懸念されたソチ五輪が、無事閉幕した。

警備、開会式や閉会式、競技の進行などを見ても、あらためてロシアという国の国力を感じさせられたオリンピックだった。そして日本選手の活躍もあり、大いに盛上がったと思う。

オリンピックはどうしてもメダルを取った選手達に目がいきがちだが、今回の選手団の中で私が最も感動をもらい、最も尊敬している選手はなんと言ってもモーグルの上村愛子選手だ。

一般的な報道でしか知らないので私が知る彼女はもちろんほんの一部なのだが、5回連続でオリンピックに出場し、全5回で入賞、そして毎回1つずつ順位を上げるというのは(今回は私にとっては十分に3位だった)、本当に並大抵の事ではないと思う。

オリンピックを見ていると、10位くらいでも残念、という見方になってしまいがちだが、普通に考えたら出るだけでもものすごいこと。国内のデッドヒートを勝ちあがった選手だけがまず出場できるのだ。そして当日に万全な体調でいることも大変だと思う。毎回コンディションの異なる会場で、あれだけの技を競い合うのだから、怪我は隣り合わせだろうし、人間だから風邪を引いた、おなかが痛い、などということもあるはずである。(選手達を見ていると、なさそうとしか思えないのだが。)そして年を重ねるごとに何もしなくても自分自身が後退していくのだから、2倍3倍の努力をしつつ、でも無理をしすぎて壊さないように。。。とどれだけの神経を使うのだろうか。

そしてどんなに当日の体調が万端でも、たった1回の本番で人間だからちょっと失敗した、ということはあるし、もともと僅差で戦っているので失敗がなくてもうまく行かないこともある。そんな中で、5回も、単純計算で16年間もの間、そういう努力と生活を続けてきただけでも、一般人からしたら想像もできないことである。そして、ただ出場しただけではなく確実に着実にレベルをあげてきているのだから、言葉も無いほどの尊敬である。

1度の金メダルより、5回連続入賞の方がずっと価値が高い。そう思った人は多かったはず。長く続ける事の意味を、勇気を教えてくれた上村選手には心から感謝したい。

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